先日、ラジエター経路のパッキンが劣化でやっつけ修理をしましたが、純正パッキンなどの部品が届いたので整備の続きです。
入手した部品です。
手がオイルと泥でどろどろになったので、そうとうさぎょうがすすんでからの写真です。
キャブレターとエアーフィルターボックスがすでに抜かれた状態。
反対から。
前回、予備部品と二個一で仮修理した部分を抜きます。
今回交換するパッキンを並べます。
パッキンをかみこまないように注意しながら組み付け。
このあと、オークションで手に入れていたキャブレターを組み付けたら、ガソリンが滝のようにあちこちからあふれました。
GPZ900R用キャブレター2個ということで落札したのですが、1個はどうも750用でしたし、肝心の900用は一部が割れている粗悪品でした。
結構いい値で買っただけに残念な結果になりました。
本当は、一時的に組み替えておいて、現行品をじっくり分解整備しようとおもっていたのに。
エアーダクトが経年劣化でカチカチに固くなっていたので、新品と入れ替え。
キャブレターとの接続をしやすいように、先端を返してます。
できる部分だけでも分解して、キャブレタークリーナーでスラッジ汚れをとりました。
といっても、開けてみたらそんなに汚れていなかったのには少し驚いた。
キャブレター取り付け。
全部、組み立てが終わってチェーンの張り調整とオイル交換をしました。
エンジンが冷えていたのでチョークを引いて始動。
アクセルを少しでも開けるとエンストするので半チョークでエンジンを温めます。
そろそろいい頃と思ってチョークを戻すとエンスト。
再始動してアイドルスクリューを締めて行っても回転が上がらずアクセルオンでやはりエンスト。
そんなことを繰り返していると何をやってもエンジンがかからなくなってしまった。
どんどん暗くなるし、再分解する気力もない。
下手にクリーナーをかけたことでジェットあたりにごみが詰まったのだろうか。
バイク屋に引き取りに来てもらって整備してもらおうかと思案しながらも、時間を置いて何度か始動を試みていた。
何10回セルを回しただろうか、、、その時は突然にやってきた。
エンジンがかかったと思った瞬間、6000回転を優に超えた。
住宅近くなので、あわててアイドルスクリューを緩めて1000回転に。
アクセルにも問題なく反応するぞ。
おおおー、詰まりが取れたんだろうか。
ヘルメットを取ってきて近所を走ってみたが問題ないし、吹け上がりも以前より良くなったように感じる。
よかった~。
これにて、今回の整備は終わりです。